お願いフルーツ「その他」
読書フルーツ『春夏秋冬料理王』
2019年読書145
『春夏秋冬 料理王』
北大路魯山人の大物ぶりが
垣間見られる名著です。
この人の傍若無人ときたら、
『美味しんぼ』序盤の海原雄山に
そっくりで、いかに雄山が
魯山人を意識していたかが
わかります。
フランスの「ツールダルジャン」
っていうお店で、
鴨料理の調理の仕方が
気に入らないから、
鴨を丸ごと持ってこいといって
テーブルでおもむろに
鴨を料理しはじめた、なんて、
当世のカスタマーハラスメントが
ちゃんちゃらおかしくなります。
美を追求しすぎて、
びっくりするくらいの醜態を
さらしているところが、
客観的に見ていると、
面白くて仕方ありません。
こんな大物は
二度と出てこないでしょう。
こうした大物の出現を
拒む空気が
日本を包んでいるからね。
なんとも勿体ない気もしますが、
それはあくまで、
第三者として見ているからであり、
近くにいたら、
絶対にぶち殺してやろうか、
このじじいと思うのは
間違いないでしょう。
そのくらい最高の男です。
北大路魯山人。
『春夏秋冬 料理王』
北大路魯山人の大物ぶりが
垣間見られる名著です。
この人の傍若無人ときたら、
『美味しんぼ』序盤の海原雄山に
そっくりで、いかに雄山が
魯山人を意識していたかが
わかります。
フランスの「ツールダルジャン」
っていうお店で、
鴨料理の調理の仕方が
気に入らないから、
鴨を丸ごと持ってこいといって
テーブルでおもむろに
鴨を料理しはじめた、なんて、
当世のカスタマーハラスメントが
ちゃんちゃらおかしくなります。
美を追求しすぎて、
びっくりするくらいの醜態を
さらしているところが、
客観的に見ていると、
面白くて仕方ありません。
こんな大物は
二度と出てこないでしょう。
こうした大物の出現を
拒む空気が
日本を包んでいるからね。
なんとも勿体ない気もしますが、
それはあくまで、
第三者として見ているからであり、
近くにいたら、
絶対にぶち殺してやろうか、
このじじいと思うのは
間違いないでしょう。
そのくらい最高の男です。
北大路魯山人。