お願いフルーツ「その他」

読書の記録『りんごの涙』

読書の記録『りんごの涙』
俵万智って
めちゃくちゃ可愛いですよね。
女性として完璧やと思うんです。

昭和の終わりくらいでしたかね。
彗星のごとく、
という言い方が正しいのかは
わかりませんけど、
『サラダ記念日』で
一気に時の人になりました。

短歌なんて知らなかったけど、
小学生の頃に、
なんていう美しい女性が
現れたのだと思ったものです。
そのうえ、この美しい女性は
恋の歌をたくさん歌うんです。

記憶が定かではないのですが、
私は俵万智の短歌によって
女心というものを
なんとなく覚えたんだと思う。
なんというか、
精神的な初体験が
俵万智やったんですよね。

相当気持ち悪いことを
書いているのは承知の上です。
少し気持ち悪さを
中和させますと、
同じ頃に聴いていた
サザンオールスターズも、
私の初めての相手でした。

なんだよ、
初めてが2人もいるのかよ、
と思われるかもしれませんが、
女心を体験したのが俵万智、
エロ全般を感じたのがサザンです。

俵万智に関していうと、
あんなに美しい女性が、
恋に患うことがあるものなのか、
と。
ドキドキしましたよね。

『りんごの涙』は
俵万智のエッセイでして、
私はいまでも変わらず、
俵万智に対して
憧れを抱き続けているので、
一つ一つの言葉が余計に
ぐっとくるから、
冷静な判断はできていないかも
しれないのですが、
読んでみて、
「幻滅」「失望」
「ガッカリ」という感情が
全く湧いてこないというのは、
これもすごいことだと思うのです。

ここまで書いていると、
いつかどこかで、
お会いできないものか、
という気持ちが出てきますね。
なんて欲張りなんでしょう!!

アイドルを追いかけるような
気持ちに少しばかり、
似ているのでしょうか。
ああ、
それはそれで、やっぱり
気持ち悪いのかもしれませんね。
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