お願いフルーツ「その他」

読書の記録『良いおっぱい悪いおっぱい』

読書の記録『良いおっぱい悪いおっぱい』
詩人の伊藤比呂美さんが、
ご自身の出産から子育てまでを
書いた育児エッセイです。
1992年に出版されていますが、
私は昨年秋に
百万遍知恩寺の古本市にて
購入いたしました。

これを買う前から、
伊藤比呂美さんの書く文章が
すごく好きやったものですから、
きっとコレも面白いだろうと、
しかも100円やないかいと。
コレは買うしかないでしょう。

『良いおっぱい悪いおっぱい』
なんてタイトルの本を
四十のおっさんが
書店で購入するのは、
やはり、少しばかり
恥じらいがあるのですが、
(なんというウブな不惑!)
古本市で一冊100円のものを
十何冊と買ううちの一冊ならば
レジの人もそんなにこの一冊に
注目しないだろうという、
そこにはアダルトビデオと一緒に
ホームアローンと
タイタニックを借りるのと、
同じ感覚があったのです。

そんか感覚を少なからず
抱きながら購入した本に
「胎児はうんこである」
ということが書いてあり、
「なんじゃこれは!!?」と、
その時私は電車の中で
読んでいたのですが、
声を出してしまいました。

妊娠出産育児。
女性の大変さなんて、
男には理解しようもないですが、
その大変さが、
伊藤比呂美さんの文章を読めば
少しばかり和らぐといいますか、
それでいいんだよね。って
思わせてくれるか、
もしくは人によっては、
めちゃくちゃ反発するか、
どっちとも可能性はあると
思いますが、
育児の合言葉は
「がさつ、ぐうたら、ずぼら」
なんて書かれているのは、
なんかいいな、と思ったよ。

押しつけはいけないでしょうけど、
これに共感できたら、
すごく楽にはなるだろうな。
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