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1月24日の新聞コラム「悪い指導者のほうが目立つ」

1月24日の新聞コラム「悪い指導者のほうが目立つ」
涌井慎です。
趣味は新聞各紙のコラムを
読むことです。

1月24日。
滅多に起こらないことを
「100年に1度の」などと
表現します。
ここ数年、
100年に1度の大規模災害が
毎年起こっておりますが、
こちらは実現すれば
20年ぶりの快挙です。

以下「読売新聞」引用。
「大相撲初場所で、我が尻を食らえとばかりに快進撃を続ける力士がいる。平幕の徳勝龍である。」

徳勝龍は番付最下位、
いわゆる「幕尻」。
幕尻の力士が優勝すれば
20年ぶりの快挙とのことです。

「東奥日報」「大阪日日新聞」も
徳勝龍の快進撃について
話題にしておりましたが、
こちらの2紙は徳勝龍の師でもある
近畿大学相撲部監督、
伊藤勝人さんの訃報についても
書いていました。

「実績のある武道系指導者が陥りやすい弊害は「オレを誰だと思っている!」と居丈高になる勘違いだが、生来穏やかな性格。母校の監督になってからも、稽古場でも試合場でも選手を罵倒する姿を見たことがない」(括弧内「大阪日日新聞」引用)

ちゃんとした指導者もいるんです。
ちゃんとしていない指導者の
不祥事ばかりが報じられるから、
スポーツ界が腐っていると
判断されてしまうのは
アンフェアです。
スポーツマンシップにもとるのは
報道の在り方のほうでは
ありませんか。

伊藤監督のことも、
亡くなる前にその偉大な監督像を
知っていたかったものです。

知らないのは
私が注目していなかっただけで、
報道が悪いわけでは
ないかもしれませんが。

とはいえ、
悪い指導者が目立つのも事実。
続いては「京都新聞」です。

「地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」からの離脱を通告したトランプ大統領が、スイスのシンクタンク・世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で、気候変動についてこう強調してみせた。「悲観的ではなく、楽観的になるべき時だ」と。」

「琉球新報」も引用しましょう。

「世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に参加した環境活動家のグレタ・トゥンベリさんは「科学を重視し、危機をあるがままに認識し始めなければならない」と訴える。同じ会議で演説したトランプ大統領は米中貿易協議での合意を挙げ、経済政策を自賛した。世界経済の課題が議論される国際会議にふさわしいのはどちらの発言だろうか。」

トランプ大統領が話すのは
英語だから、
和訳されていないと、
何を言っているかわからないから、
「オレを誰だと思っている!」と
言っているように見えてしまう。
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