お願いフルーツ「その他」

読書の記録『日本人の知らない日本語』

読書の記録『日本人の知らない日本語』
日本語教師の方が、
外国人の教え子との交流を
描くことで、
日本語の面白さについて
紹介しています。

日本語のことを勉強するには
他の言語のことを学ぶのが
近道になるのですね。

日本語を教えると同時に
この先生は教え子から
教え子たちの母国語について
教えてもらっているのです。

さらに、
日本語を教えるということは
日本の文化を教えることに繋がり、
他言語を知るということは、
すなわちその言語圏の文化を
知ることにも繋がるのです。

逆に、
学びたい言語圏の文化について
先に学ぶことで、
その言語のことを
学びやすく知りやすくなる、
ということもあるのだと思います。

一つのことを
専門的に学んでいこうとすると、
割とすぐに
行き詰まってしまいますが、
その行き詰まりを解決するには
専門ではないことを
学んでみると、
案外簡単に
道筋が見つかるものです。

そういうことを
なんとなく感じてはいましたが、
この本を読んで、
やっぱりそうよな!
と確かめることが
できた気がしました。
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