お願いフルーツ「その他」

読書の記録『子どものための哲学対話』

読書の記録『子どものための哲学対話』
ペネトレという名前の猫と
ぼくがこの世の中の
それって何なの?っていう
疑問について、
ああでもないこうでもないと、
理屈をこねくり回している本です。

見事に
たいして面白そうではない風に
この名著を紹介してしまった。

結局答えなんて無いんですよね。
例えば、死んだらどうなる?とか。
答えは無いというのは
間違いかもしれません。
答えは人の数だけ存在するんです。

土に還るというのなら、
それも正解だろうし、
物質としてなくなり、
記憶からもなくなり、
人は二度死ぬとか、
そういうのも、
正解のように思うし。

私は昨年、父が他界したとき、
次男(父から見たら孫)に
お爺ちゃんどこ行ったの?
と聞かれたので、
次男の胸のあたりをおさえて、
ここの中にいるよ、って
答えたんです。

こういうノリは
確実に北方謙三水滸伝の影響です。

あんまりよく
わかっていないのかもしれないと
思ったけれど、
保育園の先生にも、
「おじいちゃんは
ここにいるの」って
胸をおさえながら
答えていたらしいです。

あれ。
なんか話が
イナバウアーしているな。
逸れたということです。

とにかく、この本は
ペネトレという名前の猫と
ぼくがこの世の中の
それって何なの?っていう
疑問について、
ああでもないこうでもないと、
理屈をこねくり回している本です。


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