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香川県のゲーム条例

香川県のゲーム条例
涌井慎です。
趣味は新聞各紙のコラムを
読むことです。

3月19日のコラム。
まず「東京新聞」からです。
香川県のゲーム条例について。

「ゲームのやり過ぎで日常生活が困難になるゲーム障害から子どもたちを守りたい。その趣旨には賛同しよう。が、罰則なしとはいえ、条例でゲーム利用を一律一日六十分と定め、保護者に順守を求めるというやり方がひっかかる。」
(括弧内引用)

私なんかは、
罰則も何もないのに、
この条例を守るご家庭が
果たして存在するのか?
というところにひっかかるんですが
けっこう皆さん、
まじめにああでもない、
こうでもないと、
意見を交わしておられます。

かく言う、
私も小学生の頃、
ファミコン禁止令が
小学校から発令されておりました。
そんなもの、
守るわけがないのですが、
なかには
よくわからない連中がおりまして、
ファミコンをしていないか、
チェックする!とかいう、
上級生の正義感が
しんどかったですね。

その連中のパトロールから
逃れるように、
「今日はあっちを見回りしてるから
うちならできるで!」などと、
対策を練りながら、
それでもゲームしておりました。

戦時中の赤狩りを
思わせるなんとも、
滑稽なパトロールでしたね。

香川県でも、
このような歪んだ正義感が
闊歩しないことを祈ります。

ちなみに。
これはコラムではなく、
今日3月20日の
産経新聞の記事ですが、
ひょっとすると、
香川県のゲーム条例の末路を
暗示しているのではないかと思い、
引用させていただきます。

「受動喫煙対策を強化する改正健康増進法の全面施行を4月1日に控えるなか、市役所などでいったん撤去した喫煙所を復活させる動きが出ている。行き場をなくしたスモーカーが近くの公園に吸いに行ったり、たばこのポイ捨てが相次いだりして住民から苦情が出たためだ。「復活はやむを得ない」との声もあり、徹底の難しさが浮かぶ。」

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