京都フルーツ
2020年3月25日 1人目の客になれた話
涌井慎です。
趣味はオープンしたお店の
1人目の客になることです。
1人目の客になることを
趣味にしてから1年足らず。
これまでの統計で、
オープン40分前に並べば
たいていの店は
1人目の客になれることが
わかっています。
しかし、
今日オープンするお店は
手強そうです。
なにせ、京都では
横綱や天下一品、新福菜館など
老舗のラーメンチェーンが
気張るなかに
割と最近食い込んできた
ラーメンチェーンであります。
と、
こういうことを書くと、
だいたい
ラーメン愛好家らしき方、
(だいたいおっさん)が
「その言い方はおかしい。
本当にラーメンのことを
わかってるんですか?」などと、
よくわからないマウントをとり、
ラーメンに関する知識を
つらつらと聞いてもいないのに
話してくる、
という展開になりがちです。
心の中で
うっせいよ、
どうしておまえの土俵で
こっちが勝負することに
なってるんだよ。
と思いながらも、
微笑みを返し、
話を右から左に受け流す、
そんなムーディー涌井です。
話がずいぶんと
イナバウアーしました。
(それたという意味)
とにかく、
なんやかんやで、
京都では既に有名な
ラーメンチェーン店に
なっているお店の新店舗ですから
心してかからねばと思い、
オープンの1時間前に
到着できるよう家を出ました。
西大路御池を上がります。
駐輪場が無いとイヤなので、
歩いてきました。
風は冷たい。
空は青い。
西大路通りは車がうるさい。
西大路病院の先に
おなじみの白地に
赤い文字の看板が見えてきて
気分が昂揚する。
あとは誰も並んでいなければ
私の勝ちです。
自然、早足になります。
店の前には
どでかい駐車場。
これなら自転車も
停められたな。
誰も並んではいません。
入口横には
メニュー数冊、
開店を祝うお花、
そして消毒液があります。
ダウンのベストを着込んだ
おじいちゃんが
私と入口の間に
割り込んできましたが、
悪意があったわけではなく、
ただ通り過ぎていきました。
このだだっ広い駐車場があるのに
どうしてわざわざ、
私と入口の間を通ったのかしら。
このご時世、
おじいちゃん、
2mルールを知らないのかい。
多くのオープンするお店は
お店を開けるまで、
並んでいる私のことを
完全に知らない人扱いするのですが
今日は中から男性スタッフが
さっそく現れまして、
「お客様ですよね。
ありがとうございます。
こちらにイスを用意してますので
お座りになってお待ちください」
なんてことを
言ってくるものですから、
「いいえ、客ではありません」
とでも言ってやろうかという
悪戯心が芽生えるくらいに
愛おしくなっちゃった。
数分待っていますと、
黒い高級車が駐車場に停まり、
おじさんが降りてきました。
オープン50分前のことです。
危なかった。
やっぱりいつも通り、
40分前に並んでいたら、
このおじさんの
後塵を拝するところでした。
お店のなかから、
朝礼の声が聞こえます。
なんと清々しいことか。
店員全員外に出てきて
何をするのかと思ったら
お店の前で記念撮影です。
同じタイミングで
2人組がやってきて、
片方がぼそっと、
「さすがに一番は無理やったな」
とつぶやいたときに
生きててよかったと思いましたね。
今日は特別な日なので、
普段は注文しない、
特製醤油全部のせラーメンでも
食べてやろうか、
というくらいに気分がいい。
少し早めにオープン。
太陽は高く眩しい。
2020年3月25日、
10時40分頃にオープンした
京都北白川ラーメン魁力屋
西大路西ノ京店の
1人目の客は私です。
帰りにスタッフのお兄様に
撮影してもらいました。
広報にも使うということだったので
楽しみです。
趣味はオープンしたお店の
1人目の客になることです。
1人目の客になることを
趣味にしてから1年足らず。
これまでの統計で、
オープン40分前に並べば
たいていの店は
1人目の客になれることが
わかっています。
しかし、
今日オープンするお店は
手強そうです。
なにせ、京都では
横綱や天下一品、新福菜館など
老舗のラーメンチェーンが
気張るなかに
割と最近食い込んできた
ラーメンチェーンであります。
と、
こういうことを書くと、
だいたい
ラーメン愛好家らしき方、
(だいたいおっさん)が
「その言い方はおかしい。
本当にラーメンのことを
わかってるんですか?」などと、
よくわからないマウントをとり、
ラーメンに関する知識を
つらつらと聞いてもいないのに
話してくる、
という展開になりがちです。
心の中で
うっせいよ、
どうしておまえの土俵で
こっちが勝負することに
なってるんだよ。
と思いながらも、
微笑みを返し、
話を右から左に受け流す、
そんなムーディー涌井です。
話がずいぶんと
イナバウアーしました。
(それたという意味)
とにかく、
なんやかんやで、
京都では既に有名な
ラーメンチェーン店に
なっているお店の新店舗ですから
心してかからねばと思い、
オープンの1時間前に
到着できるよう家を出ました。
西大路御池を上がります。
駐輪場が無いとイヤなので、
歩いてきました。
風は冷たい。
空は青い。
西大路通りは車がうるさい。
西大路病院の先に
おなじみの白地に
赤い文字の看板が見えてきて
気分が昂揚する。
あとは誰も並んでいなければ
私の勝ちです。
自然、早足になります。
店の前には
どでかい駐車場。
これなら自転車も
停められたな。
誰も並んではいません。
入口横には
メニュー数冊、
開店を祝うお花、
そして消毒液があります。
ダウンのベストを着込んだ
おじいちゃんが
私と入口の間に
割り込んできましたが、
悪意があったわけではなく、
ただ通り過ぎていきました。
このだだっ広い駐車場があるのに
どうしてわざわざ、
私と入口の間を通ったのかしら。
このご時世、
おじいちゃん、
2mルールを知らないのかい。
多くのオープンするお店は
お店を開けるまで、
並んでいる私のことを
完全に知らない人扱いするのですが
今日は中から男性スタッフが
さっそく現れまして、
「お客様ですよね。
ありがとうございます。
こちらにイスを用意してますので
お座りになってお待ちください」
なんてことを
言ってくるものですから、
「いいえ、客ではありません」
とでも言ってやろうかという
悪戯心が芽生えるくらいに
愛おしくなっちゃった。
数分待っていますと、
黒い高級車が駐車場に停まり、
おじさんが降りてきました。
オープン50分前のことです。
危なかった。
やっぱりいつも通り、
40分前に並んでいたら、
このおじさんの
後塵を拝するところでした。
お店のなかから、
朝礼の声が聞こえます。
なんと清々しいことか。
店員全員外に出てきて
何をするのかと思ったら
お店の前で記念撮影です。
同じタイミングで
2人組がやってきて、
片方がぼそっと、
「さすがに一番は無理やったな」
とつぶやいたときに
生きててよかったと思いましたね。
今日は特別な日なので、
普段は注文しない、
特製醤油全部のせラーメンでも
食べてやろうか、
というくらいに気分がいい。
少し早めにオープン。
太陽は高く眩しい。
2020年3月25日、
10時40分頃にオープンした
京都北白川ラーメン魁力屋
西大路西ノ京店の
1人目の客は私です。
帰りにスタッフのお兄様に
撮影してもらいました。
広報にも使うということだったので
楽しみです。