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読書の記録 北方謙三『水滸伝』7巻

読書の記録 北方謙三『水滸伝』7巻
毎週土曜日は
読書の記録を
書くことにしていますが、
読んだ本から順番に書いていくと
どうしても
連続で北方謙三の水滸伝を
書くことになる場合があります。

先週の6巻に続いて
今週は7巻です。

宋江が武松と李逵を
引き連れて全国を旅するなか、
ついに青蓮寺に
居場所を突き止められ、
大軍に包囲されます。

北方謙三の水滸伝は
本当に素晴らしい作品ですが、
北方謙三の手腕をもってしても
やはりどうしても、
宋江のことは、
何故みんかコイツのことを
こんなに慕えるのか?と
思ってしまう。

コイツが
無茶な旅にこだわらなければ、
失われなかった命が
あるんじゃないかと
宋江に最初に腹が立つのが
7巻だったような気がします。

それでも、
宋江は原典の水滸伝では、
本当に1mmの魅力もない凡人なので
原典に比べると、
物語のなかで、
どうして梁山泊の人物たちが
宋江を慕うのか?は
わかるのはわかる。
ただ共感がしにくい。
って感じです。

SEKAI NO OWARIが
人気なのはわかるけど、
かといって自分が好きかといえば
そうではないのと似ています。

余談ですが、
昔、高校生のバンドの
コンテストイベントを
観に行ったことがあり、
出演バンドのなかに、
SABA NO MISONIっていう
名前のバンドがあったんですよね。
あの子たちは
SEKAI NO OWARIを越える
センスを持ってると思いましたね。

いまもバンドは
続けてるのでしょうか。
あれから
SABA NO MISONIのことを
いっさい聞かないので、
たぶんやめたのでしょう。
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