明日を生きるヒントに。岩橋3選
外国人に道を聞かれた時に参考にしたいおススメブラジルミュージック3選
こんにちは。
日が落ちるのが早くなり、「秋の夜長」と言われるこの季節。
皆さまいかがお過ごしですか?
日が落ちるのが早くなり、「秋の夜長」と言われるこの季節。
皆さまいかがお過ごしですか?
今や日本は観光大国
昨今の日本には、年間を通して海外から沢山の外国人観光客がやってきます。
四季折々の風景、沢山の観光地、美味しいご飯、メイドインジャパンのお土産。今や日本は世界でも有数の観光大国として知られています。
全国には外国からの旅行客をメインターゲットとしたゲストハウスが多くできたり、交通機関のアナウンスや商業施設の案内なども他言語に対応していたり、旅行者用のwi-fiが飛んでたり、アリペイが使えたり、国内の経済も外国旅行者によるインバウンド効果を狙いつつ、街の様子も少しずつ変わってきました。
私が住む京都はその中でも人気の観光都市で、毎日沢山の外国人観光客を目にします。そして、おそらく私の風貌が人が良さそうに見えるのか、無害に見えるのか、とにかくよく道を聞かれます。
よく考えたら応えられるとしても、咄嗟の場合だと英語が不慣れな方はやはり答に詰まってしまったり、「英語が喋れません」と言ってしまったりするのではないでしょうか。
私の家人も以前、外国からの旅行者に「『SUBWAYが近くに無いか』と聞かれたので道案内をしてあげた」と言っていました。
四季折々の風景、沢山の観光地、美味しいご飯、メイドインジャパンのお土産。今や日本は世界でも有数の観光大国として知られています。
全国には外国からの旅行客をメインターゲットとしたゲストハウスが多くできたり、交通機関のアナウンスや商業施設の案内なども他言語に対応していたり、旅行者用のwi-fiが飛んでたり、アリペイが使えたり、国内の経済も外国旅行者によるインバウンド効果を狙いつつ、街の様子も少しずつ変わってきました。
私が住む京都はその中でも人気の観光都市で、毎日沢山の外国人観光客を目にします。そして、おそらく私の風貌が人が良さそうに見えるのか、無害に見えるのか、とにかくよく道を聞かれます。
よく考えたら応えられるとしても、咄嗟の場合だと英語が不慣れな方はやはり答に詰まってしまったり、「英語が喋れません」と言ってしまったりするのではないでしょうか。
私の家人も以前、外国からの旅行者に「『SUBWAYが近くに無いか』と聞かれたので道案内をしてあげた」と言っていました。
「美味しいもんな!サブウェイ!日本食に飽きて食べ馴れてるものが食べたくなったんかな。結構急いでたからお腹空いてたのかな!」と外国人をアテンドした達成感と高揚感から雄弁になってましたが、多分彼らは地下鉄に乗りたかったんだと思います。かわいそう。どうか日本を嫌いにならないで。
かように、今のご時世は日本に住んでいたとしても何時何時英語で話しかけられる事があるか分かりません。いつそんな事になっても笑顔でスマートに対応して、旅行者の方々にとってこの日本の旅が素晴らしいものになってくれたらいいですよね。
そこで、今回は語学に自信がなくても、外国の人とコミュニケーションを取る時に参考になるかもしれない、おススメのブラジル音楽を3つ選んでみました。ご査収ください。
かように、今のご時世は日本に住んでいたとしても何時何時英語で話しかけられる事があるか分かりません。いつそんな事になっても笑顔でスマートに対応して、旅行者の方々にとってこの日本の旅が素晴らしいものになってくれたらいいですよね。
そこで、今回は語学に自信がなくても、外国の人とコミュニケーションを取る時に参考になるかもしれない、おススメのブラジル音楽を3つ選んでみました。ご査収ください。
そもそもブラジル音楽とは
皆様は「ブラジルの音楽」と聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
有名なところではサンバやボサノヴァがブラジルの音楽として知られていると思います。リオのカーニバルは有名ですし、日本でもボサノヴァのアーティストは沢山おり、人気のあるジャンルだと思います。しかし、勿論それだけに留まらない奥深さがブラジル音楽の魅力です。
歴史的・文化的背景としても白人・黒人・黄色人種が混じり合っており、必然的に音楽も様々な要素が混在する事で独特の音楽が生まれていきました。
伝統音楽、クラシック、ジャズ、インディオ、ロック、などがそれぞれ影響し合い、複雑な、しかし耳なじみの良い不思議なバランスがブラジル音楽の特徴だと思います。
日本でもブラジル音楽のファンや愛好家は多く、多くのミュージシャンが来日しています。
英語で話しかけられると、どうしても「あ、英語だ」とこわばってしまうもの。
気持ちは分かりますがよく聞いてみると結構分かるものです。まずは落ち着く事が重要。ポジティブに気持ちを開いて相手の声に耳を傾けてみましょう。
① Caetano Veloso / Escapulário
カエターノ・ヴェローゾはブラジル音楽会の巨匠。音楽のみならず、絵画や本の出版、映画監督からテレビ番組の司会までやるマルチ巨匠です。ブラジルの北野武といったところでしょうか。ちがうか。
白髪が印象的な落ち着いた真摯、といった印象ですが1960年代には「トロピカリスモ運動」の先駆者として当時のブラジル軍事政権に対する反政府デモなどに参加し投獄されたり、亡命を余儀なくされたりといった過去もあります。
亡命先のイギリスでロックやレゲエと出会いそれを自らの音楽にどんどん吸収して更なる名盤を作り続けるカエターノ。その後、軍政府の弾圧が緩やかになったのをきっかけに故郷に戻ってきて、ブラジルで活動を再開し、国内での名声を欲しいままにしたその姿はさしづめ、「フライデー襲撃事件」を経ても尚、今日まで巨匠としてあり続ける北野武といえるでしょう、やっぱり。
明るく降り注ぐ太陽、パレードが街のをドンツクドンツクいいながら練り歩く様が目に浮かぶような楽しげな曲ですね。まずはこんな情景を思い浮かべながら、外国人との会話を楽しんでみる、というくらいの気持ちが大切です。
外国人とのコミュニケーションの際、できるだけ「簡単な単語」を使う事が大切です。気の利いた言い回しは必要ありません。正確に日本語を英語に落とし込もうとするあまり、妙に難しい単語とか使ってしまうと「What a fuck are you talking about?」と言われてしまいかねません。
② Gilberto Gil / OK OK OK
ジルベルト・ジルも、カエターノ・ヴェローゾと並ぶブラジル音楽界、MPBの最重要人物。なんと、この人も反政府クーデターの影響で投獄されています。その後、祖国に復帰するのはカエターノと同様ですが、この人は政治の世界にも積極的に進出し、2003年には文化大臣にまで上り詰めます。そのすがたはさしづめ「フライデー襲撃事件」を経ても尚、政治の世界に進出したそのまんm(以下省略)
「OK OK OK」は今年リリースされたアルバムです。これがまた最高のアルバムでしたので、是非聴いてみてください。枯れるどころかノっている76歳。最高です。
全然OKじゃなくても、まずは気軽に「OK OK OK」と言ってみましょう。案外なんとかなるかもしれません。
③ Hermeto Pascoal / Feira de Asakusa
エルメート・パスコアールは長らくブラジルで活動する天才音楽家です。仙人のような風貌で、あらゆる楽器を弾きこなし、時に楽器でないものを楽器にして弾きこなし(ヤカン、豚など)奇人扱いをされた時期もあるようですが、マイルス・デイヴィスにも影響を与える豊かな音楽性。80歳を過ぎながら来日演奏も行っており、ここにきて中毒者を沢山生み出しています。
この曲は浅草のバナナの叩き売りの音声に音階を重ねて曲にしています。言葉を言葉としてではなく、音楽に昇華してしまう心意気。素晴らしいですね。いかがでしょうか。大切なものは言葉ではなく、心意気である。ということが伝わってきましたね。
もう1つ動画貼っておきます。右端のファンキーなおじいちゃんがエルメート・パスコアール。
最高ですね。
有名なところではサンバやボサノヴァがブラジルの音楽として知られていると思います。リオのカーニバルは有名ですし、日本でもボサノヴァのアーティストは沢山おり、人気のあるジャンルだと思います。しかし、勿論それだけに留まらない奥深さがブラジル音楽の魅力です。
歴史的・文化的背景としても白人・黒人・黄色人種が混じり合っており、必然的に音楽も様々な要素が混在する事で独特の音楽が生まれていきました。
伝統音楽、クラシック、ジャズ、インディオ、ロック、などがそれぞれ影響し合い、複雑な、しかし耳なじみの良い不思議なバランスがブラジル音楽の特徴だと思います。
日本でもブラジル音楽のファンや愛好家は多く、多くのミュージシャンが来日しています。
1.まずはリラックスして相手の言っている事を聞いてみる
英語で話しかけられると、どうしても「あ、英語だ」とこわばってしまうもの。
気持ちは分かりますがよく聞いてみると結構分かるものです。まずは落ち着く事が重要。ポジティブに気持ちを開いて相手の声に耳を傾けてみましょう。
① Caetano Veloso / Escapulário
カエターノ・ヴェローゾはブラジル音楽会の巨匠。音楽のみならず、絵画や本の出版、映画監督からテレビ番組の司会までやるマルチ巨匠です。ブラジルの北野武といったところでしょうか。ちがうか。
白髪が印象的な落ち着いた真摯、といった印象ですが1960年代には「トロピカリスモ運動」の先駆者として当時のブラジル軍事政権に対する反政府デモなどに参加し投獄されたり、亡命を余儀なくされたりといった過去もあります。
亡命先のイギリスでロックやレゲエと出会いそれを自らの音楽にどんどん吸収して更なる名盤を作り続けるカエターノ。その後、軍政府の弾圧が緩やかになったのをきっかけに故郷に戻ってきて、ブラジルで活動を再開し、国内での名声を欲しいままにしたその姿はさしづめ、「フライデー襲撃事件」を経ても尚、今日まで巨匠としてあり続ける北野武といえるでしょう、やっぱり。
明るく降り注ぐ太陽、パレードが街のをドンツクドンツクいいながら練り歩く様が目に浮かぶような楽しげな曲ですね。まずはこんな情景を思い浮かべながら、外国人との会話を楽しんでみる、というくらいの気持ちが大切です。
2.できるだけ簡単な言葉で言いたい事を伝えてみる
外国人とのコミュニケーションの際、できるだけ「簡単な単語」を使う事が大切です。気の利いた言い回しは必要ありません。正確に日本語を英語に落とし込もうとするあまり、妙に難しい単語とか使ってしまうと「What a fuck are you talking about?」と言われてしまいかねません。
② Gilberto Gil / OK OK OK
ジルベルト・ジルも、カエターノ・ヴェローゾと並ぶブラジル音楽界、MPBの最重要人物。なんと、この人も反政府クーデターの影響で投獄されています。その後、祖国に復帰するのはカエターノと同様ですが、この人は政治の世界にも積極的に進出し、2003年には文化大臣にまで上り詰めます。そのすがたはさしづめ「フライデー襲撃事件」を経ても尚、政治の世界に進出したそのまんm(以下省略)
「OK OK OK」は今年リリースされたアルバムです。これがまた最高のアルバムでしたので、是非聴いてみてください。枯れるどころかノっている76歳。最高です。
全然OKじゃなくても、まずは気軽に「OK OK OK」と言ってみましょう。案外なんとかなるかもしれません。
3.大切なのは心意気である
③ Hermeto Pascoal / Feira de Asakusa
エルメート・パスコアールは長らくブラジルで活動する天才音楽家です。仙人のような風貌で、あらゆる楽器を弾きこなし、時に楽器でないものを楽器にして弾きこなし(ヤカン、豚など)奇人扱いをされた時期もあるようですが、マイルス・デイヴィスにも影響を与える豊かな音楽性。80歳を過ぎながら来日演奏も行っており、ここにきて中毒者を沢山生み出しています。
この曲は浅草のバナナの叩き売りの音声に音階を重ねて曲にしています。言葉を言葉としてではなく、音楽に昇華してしまう心意気。素晴らしいですね。いかがでしょうか。大切なものは言葉ではなく、心意気である。ということが伝わってきましたね。
もう1つ動画貼っておきます。右端のファンキーなおじいちゃんがエルメート・パスコアール。
最高ですね。
終わりに
いかがでしたでしょうか。コミュニケーションに一番大切なものは、難しい言い回し、語彙力、きれいな発音などではなく「伝えたい」という気持ちです。それさえあれば「おお…何言ってるか分からないけど、何か気持ちは伝わるな……」くらいまでは最悪持って行けます。
今回ご紹介した3人のブラジル音楽の巨匠たちも、全然何言ってるか分かりませんが、心意気はとても深く伝わるものがありました。そういう表現がいつまでも残っていくのかもしれませんね。
馴れていないことは何でも最初は怖いですが、勇気を出して一歩踏み出してみると新たな世界が広がるかもしれませんね。
それではまた次回。
今回ご紹介した3人のブラジル音楽の巨匠たちも、全然何言ってるか分かりませんが、心意気はとても深く伝わるものがありました。そういう表現がいつまでも残っていくのかもしれませんね。
馴れていないことは何でも最初は怖いですが、勇気を出して一歩踏み出してみると新たな世界が広がるかもしれませんね。
それではまた次回。