明日を生きるヒントに。岩橋3選

歯医者が怖すぎる方へ。歯の治療中に聴きたい、泣けるRed Hot Chili Peppersの名曲3選

歯医者が怖すぎる方へ。歯の治療中に聴きたい、泣けるRed Hot Chili Peppersの名曲3選
歯科医院。そして、歯科医師。


現代人の約40%が虫歯と言われている現代において、健やかな生活を送る上で彼らの存在は欠かすことのできないものです。

であるにも関わらず、多くの人にとって歯医者へ行く、という行為は決して喜ばしいものや楽しいものではない事を私は知っています。めちゃめちゃ怖いですね?歯医者。
私はかつて、北野武監督作である映画「アウトレイジ」にて石橋蓮司が歯医者で治療中に北野武の襲撃を受けるシーンを映画館で鑑賞した後、劇場を出てトイレに行くより先に予約していた歯医者にキャンセルの電話を入れました。

ただでさえ子供の頃から苦手だった歯医者が、この作品によって本当に無理になってしまったのです。




その後、実に9年間に渡って治療を放置し逃亡を続けていましたが、最近になりようやく観念し、また歯医者に通うようになりました。しかし、やはり歯医者は怖い。何年経っても、何歳になってもその恐怖に慣れる事はありません。

そこで今回は、歯医者へ行くのが怖いあなたへオススメしたい、泣けるRed Hot Chili Peppersの名曲3選をピックアップしてみました。

そもそもRed Hot Chili Peppersとは

Red Hot Chili Peppers。通称レッチリ。グラミー賞の受賞やロックの殿堂入りも果たした世界最強とも言われるロックバンドです。

その音楽性はボーカルであるアンソニー・キーディスのリズミカルなラップに象徴されるように「ミクスチャーロックの元祖」と言われています。その一方でストリートに生きる若者ならではの孤独や悲哀を感じさせる名曲も数多く、キャリア35年以上のベテランでありながら、未だに世界のトップを走り続けるバンドの一つです。


1.Under the Bridge / アルバム「Blood Sugar Sex Magik」(1991年) 」収録】





1991年にアルバム「Blood Sugar Sex Magik」に収録されている、ファンキーで力強い印象とは打って変わったストリートに生きるチンピラ(=アンソニー)の孤独を歌った曲。友人との死別や橋の下でのドラッグの描写、ジョン・フルシアンテのギターが印象的な名曲です。

【歌詞(一部抜粋・和訳)】

”あの日のような気持ちは、二度と味わいたくない
大好きなあの場所に連れていってくれ
行けるところまで連れていってくれ”


パンパンに腫れあがった右頬を抑え、あまりの激痛に一睡もできず、朝一番に歯医者に駆け込んで「アア……予約してないんですけど……助けてください……」と泣きながら懇願した26歳の自分。

あの気持ちは二度と味わいたくありません。

結局虫歯は抜くことになり、抜いた歯の両隣の歯を支柱とした「ブリッジ」をかけることになりました。医師の説明を聞きながら私の頭の中ではこの曲が静かに鳴り響いていたのでした。

2.Tearjerker / アルバム「One Hot Minute」(1995年)収録】





Red Hot Chili Peppersはニルヴァーナと仲が良かったのはよく知られた話ですが、この曲はニルヴァーナのボーカリスト、カート・コバーンが自殺した際に、カートに向けて書かれた曲だと言われています。

【歌詞(一部抜粋・和訳)】

”俺の口はだらしなく開いていた
真実が実はウソであってほしいと無駄に願いながら
ニュースなんか信じたくない
ひどい気分だ”


親友の死。耐え難い苦痛。友に捧げられた曲はそのまま、口の中を覗き込む医師が言い放つ「ああ、これは抜かなきゃダメだな」の一言を聞いた時の私の心情にトレースする事が可能と言えるでしょう。

歯医者さんってなんであんなに、口の中を見ながら「うわぁ……こりゃひどいな」とか「●●番取ってください、いや、それじゃなくて、その、一番太いやつ」とか言って不安を煽るんですかね。


3.Soul to squeeze / 映画「コーンヘッド」オリジナルサウンドトラック(1993年)収録





オリジナルアルバムには未収録のこの曲。シングルのカップリング曲として録音されたものですが、後に映画「コーンヘッド」のサントラに収録されます。2003年の「Greatest Hits」というベストアルバムにも入っています。

静かなバラード曲でありながら、歌いまくるフリーのベースが印象的なこの曲。


【歌詞(一部抜粋・和訳)】

"今日という日が微笑みかけてくれて
痛みを取り除いてくれて、こう言った。
「自由に生きなさい。成り行きに任せればいい」と。
Oh yeah"


いかがでしょう。治療が終了し「次回から来ていただかなくて結構ですよ」と言われた時の解放感を彷彿とさせる歌詞ですね。
最後の「Oh yeah」にも、今にも受付で小躍りしてしまいそうな躍動感が感じられます。


最後に

いかがでしたでしょうか。歯医者といえば、リラックス効果を目的としたクラシック音楽がBGMとしてかかっている事がよくありますが、そんなものには何の意味もありません。

本当に歯医者を救ってくれるのはレッチリのような、ストリートでの危機や孤独、ドラッグの恐怖を潜り抜けて来た者だけが歌う事が出来る歌だけなのです。

それではまた次回。
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