明日を生きるヒントに。岩橋3選

締切・納期に間に合わなくてもポジティブな気持ちを保つのにオススメなオアシスの名曲3選

締切・納期に間に合わなくてもポジティブな気持ちを保つのにオススメなオアシスの名曲3選
こんにちは。ご無沙汰しております。ここ数週間、控えめに言って「それどころじゃない」日々を送っておりましてすっかり更新が滞っておりました。申し訳ありません。

世はすっかり年度末。


お仕事にもよるかと思いますが中には「3月中に終わらせなければ死ぬ」案件にまみれ、もはやどこに向かっているのかも分からない地獄の行進を続けている方もおられるのではないでしょうか。


睡眠時間を削り、一分一秒を惜しみ、目の前に積まれた、最終的にどういう風に社会の役に立つのか全くわからないタスクをひたすらこなす。しんどいですね。風邪などひいている場合ではありません。


「徹夜しても良い仕事はできない」
「仕事の前に一人の人間として良く生きるために、しっかり食べてしっかり寝るのが基本」



などといった言葉をよく耳にしますね。確かにその通りだと思います。「健全な精神は健全な肉体に宿る」というやつですね。確かにその通りだと思ったので、試しに全然仕事は終わっていないのですが、毎日好きな物だけ食べて、食べたらすぐ、夜10時には寝る生活を3,4日続けてみました。
するとどうでしょう。仕事は進行的に致命傷を負いましたがとってもポジティブな気持ちで毎日を過ごす事ができるようになりました。「なあんだ、最初からこうしておけば良かったんだね!」と思いました。


とはいえ、この決断にはやはり勇気が必要です。なぜならしっかり寝ている間、仕事の進行が止まるからです。場合によっては死にます。


私の場合も同様に最初はある種の勇気が必要でした。
何事も最初の一歩を踏み出す時には勇気がいるものです。
そこで、今回は「俺は間違ってない」「俺がしたいようにするんだ」「他の奴の都合なんて知るか」という思考になる為におすすめの「オアシスの名曲」を3選選んでみました。

今にも擦り切れそうな精神で毎日をお過ごしの方、ご査収ください。



そもそもオアシスとは




「オアシスなんか聞いたことない」というつもりの方でも曲を聴けば「知ってる知ってる」となる事があるのではないでしょうか。


オアシスはイギリスはマンチェスター出身のロックバンドです。
ギター担当で兄のノエル・ギャラガーとボーカルで弟のリアム・ギャラガーのギャラガー兄弟を中心に結成されました。


ビートルズから影響を受けたというシンプルながらも力強い楽曲はイギリスのみならず、世界中で支持を集め、多くのロックファンを魅了しました。最終的にはギャラガー兄弟が喧嘩して兄ノエルがバンドを脱退。バンドは解散してしまいます。今も尚、再結成、復活を待ち望むファンが多い事でも知られていますね。


ちなみに ギャラガー兄弟はスキャンダラスな発言でも有名でして、個人を名指しで攻撃するような発言やビッグマウス発言で数々の名言を残しており、代表的なところでいうと 「この世が苦しいのはみんなトム・ヨークのせい(兄・ノエル)」 「(ダフト・パンクに向かって)ヘルメットを脱げ!!(弟・リアム)」などがあります。最高ですね。




【wonderwall / アルバム「Oasis」(1994年)収録】







【歌詞(一部抜粋)】
I'm free to be whatever I
Whatever I choose
And I'll sing the blues if I want


【日本語訳】
何にだって自由になれるんだ
何にだって俺が選択できる
もし俺自身が望めばブルースだって歌うんだ


まずは自分を思い切って全肯定する姿勢が大切です。ブルースを唄う事も、夜10時に寝る事も、飲みに行くのも、仕事をしないのも、全て自分自身の選択次第。そういった心意気を持つところから、年度末を乗り切る体制を整えていきましょう。



【Don't look back in anger / アルバム「Morning Glory」(1995年)収録】







日本でもCMなどでお馴染みのこの曲。Oasisの代表曲の一つであり、イギリス国民のみならず世界中のアンセムとして鳴り響く名曲です。その名曲具合は「ノエルとリアム、どちらがこの曲のボーカルを取るか」で兄弟喧嘩の末、一時ノエルがバンドを脱退するに至るほどに自他共に認める名曲と言えるでしょう。大人げねえな。


「 but don't look back in anger (過ぎてしまったことに感情的にならないで)」という、シンプルながら力強いメッセージは、宗教や政治的立場の違いから生まれる争いや、人と人とのコミュニケーションの間に生まれる軋轢など、生きている中で起こる様々な局面にそっと寄り添ってくれます。


【歌詞(一部抜粋)】
So I start a revolution from my bed

【日本語訳】
ベッドから革命を始めるんだ。


私もこの一文を噛みしめながらベッドの中でジッとしておりました。この曲がなければ3月を乗り切る事は出来なかったでしょう。
革命的に滞った仕事に対して、鳴りやまない携帯電話を前に「過ぎてしまったことに感情的にならないで」とそっと呟き、二度寝に突入したのでありました。


【All around the world/ アルバム「Be here now」(1997年)収録】







【歌詞(一部抜粋)】
Take me away
'Cause I just don't wanna stay
And the lies you make me say
are getting deeper every day
These are crazy days but they make me shine
Time keeps rolling by


【日本語訳】
私をここから連れ出してください…
もうここにはいたくありません…
私、あなたのせいで嘘ばっかりついてます。
日に日にひどくなってます。
マジで狂った毎日です。そんな日々が私を輝かせてくれてます
時間だけが過ぎ去っていきます。



いかがでしょう。なんだか「あ、これはヤバそうだな」「この人休みが必要だな」という気になってきませんか?特に「 These are crazy days but they make me shine 」あたりが事態の深刻さをよく表しています。

この曲はアウトロがめちゃ長いですが、そのアウトロが長い感じがまた、3月末から4月上旬のサドンデス感を演出していて聴いてて悲しくなってきますね。その長尺アウトロの果てに、リアムが最後にこう言います。

「 Please don’t cry, Never said die! (泣くな!死ぬなんて言うな!)」

死ぬくらいなら、好きな物食べて好きなだけ寝よう。そんなOasisからのメッセージを胸に、年度末を乗り切りましょう。


最後に

いかがでしたか?


年度の変わり目はいつだって大変です。しかしいつだって大切なのは自分の健やかな精神であるという事を忘れないでください。

やがて冬は終わり、新しい季節がやってきます。春はすぐそこ。それまでの辛抱です。皆さま、健やかな年度末をお過ごしください。

それではまた次回。




追記:好きな物食べて好きなだけ寝ていたら、いろんな事が全く終わらず、本記事が昨年度末中に更新できなかった事を謹んでお詫びいたします。
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