明日を生きるヒントに。岩橋3選
秋のウエディングシーズンに。結婚式の乾杯の挨拶や祝辞の参考にしたいボブ・マーリーの名曲3選
こんにちは。皆さまいかがお過ごしですか?
秋の夜長と呼ばれるこの季節、読書や思索に耽っておられる事と思います。
秋はウェディングシーズンとしても知られています。実りの秋。沢山の美味しい物に囲まれて、幸せな2人の門出を祝福する良き季節。
結婚披露宴、ウェディングパーティー、9月から11月にかけて出席のご予定をお持ちの方もおられるかと思います。
中にはこの時期に結婚式を行う新婚の方もいらっしゃるかもしれませんね。私も、過去沢山の結婚パーティー、結婚披露宴にご招待頂き、笑い、泣き、泥酔し、醜態を晒してまいりました。
秋の夜長と呼ばれるこの季節、読書や思索に耽っておられる事と思います。
秋は結婚式シーズンでもある
秋はウェディングシーズンとしても知られています。実りの秋。沢山の美味しい物に囲まれて、幸せな2人の門出を祝福する良き季節。
結婚披露宴、ウェディングパーティー、9月から11月にかけて出席のご予定をお持ちの方もおられるかと思います。
中にはこの時期に結婚式を行う新婚の方もいらっしゃるかもしれませんね。私も、過去沢山の結婚パーティー、結婚披露宴にご招待頂き、笑い、泣き、泥酔し、醜態を晒してまいりました。
そんな中、「乾杯のあいさつを頼まれた」「お祝いのスピーチを頼まれた」という経験がある方もいらっしゃると思います。
大切な人の人生の大舞台。失敗はできません。なかなか緊張する重大任務ですね。
私は以前、友人の結婚パーティーで乾杯のあいさつを任された知人が
「夫婦には3つの袋が肝心と申します。玉袋、玉袋、そして玉袋です」
と言い、会場が油を注いだ湖面のように凪の状態となり、「キーン」という耳鳴り以外何も聞こえない静寂に包まれた現場に居合わせた事があります。
大切な人の人生の大舞台。失敗はできません。なかなか緊張する重大任務ですね。
私は以前、友人の結婚パーティーで乾杯のあいさつを任された知人が
「夫婦には3つの袋が肝心と申します。玉袋、玉袋、そして玉袋です」
と言い、会場が油を注いだ湖面のように凪の状態となり、「キーン」という耳鳴り以外何も聞こえない静寂に包まれた現場に居合わせた事があります。
新郎新婦は能面のように表情を失い、招待客はガラス玉の様な奥行のない目で挨拶の主を見つめ、挨拶をした知人は泥人形のような顔色に変化しその場にうずくまり、苦しみながら死にました。恐ろしいことです。
責任ある一社会人として、また新郎新婦にとって信頼に足る友人であり続ける為、頼まれた以上は立派で盛り上がるスピーチや挨拶を全うしたいですよね。
責任ある一社会人として、また新郎新婦にとって信頼に足る友人であり続ける為、頼まれた以上は立派で盛り上がるスピーチや挨拶を全うしたいですよね。
そこで、今回はそんな皆様に結婚披露宴やパーティーで感動のスピーチや盛り上がる乾杯の音頭の参考にしたいボブ・マーリーの名曲3選を選んでみました。ご査収ください。
ボブ・マーリーは一回くらい写真を見たり名前を聞いたことある人がほとんどではないでしょうか。
「レゲエの神様」として、今もなお根強いファンを世界中に持つレゲエミュージシャンです。エリック・クラプトンにカバーされたことをきっかけに世界中にその名を知らしめ、一躍スターダムへ登り詰めます。
ジャマイカの労働者階級や農民を中心にして発生した宗教的思想運動「ラスタファリ思想」を根源とするボブ・マーリーの音楽は、当時政治的緊張関係にあったジャマイカ国内の2大政党の党首を和解させるに至ったほどでした。「魂の反逆者」「叫ぶ平和の使者」と呼ばれる彼の思想、音楽は今日に至るまで大きな影響を与え続けています。
披露宴やパーティーの序盤に「乾杯のあいさつ」を依頼される場合があります。
パーティーの最初を飾る、大切な役目ですね。基本的には、新郎新婦の職場でお世話になっている人が選ばれるかと思います。皆様も職場で後輩や部下がおられる場合はお願いされる場合があるかもしれません。
これは任意ですが、基本的に乾杯のあいさつは短めの方が好意的であると言えるでしょう。両家に祝辞を手短に述べ、乾杯の為、来賓の起立を促します。
① Get Up Stand Up / アルバム「Burnin'」(1973年)収録
【歌詞(一部)引用】
”Get up, stand up: stand up for your rights!
Get up, stand up: stand up for your rights!
Get up, stand up: stand up for your rights!
Get up, stand up: don't give up the fight!”
【日本語訳】
起きあがれ 立ちあがれ
権利のために立ちあがれ
起きあがれ 立ちあがれ
戦いを途中で投げだすな
ラスタファリ思想の下、真の平和の為に立ち上がろうと力強く呼びかける歌です。決して乾杯の起立を促す曲ではありません。
しかし、これから始まる長い宴に対して「己の権利(ご祝儀に見合う飲食)」を力強く呼びかける歌にも聞こえてこないでしょうか?
披露宴では出席者を代表して、祝辞をお願いされる場合もあります。
通常、あらかじめ依頼されるものですが、最近の結婚パーティーではサプライズ的に祝辞のバトンが回ってくる場合があります。そんな、まさかの事態に備えましょう。
時には笑い話なども含めつつ、和やかな雰囲気になるよう努めましょう。
① Three Little Birds / アルバム「Exodus」(19年)収録
【歌詞(一部)引用】
”Singing, Don't worry about a thing,
'Cause every little thing's gonna be alright.
Singing, Don't worry about a thing,
'Cause every little thing's gonna be alright.
Don't worry about a thing,
'Cause every little thing's gonna be alright.
Don't worry about a thing,
'Cause every little thing's gonna be alright.
【日本語訳】
歌ってる 心配ないよ だいじょうぶ
何もかも うまくいくからね
歌ってる 心配ないよ だいじょうぶ
何もかも うまくいくからね
心配ないよ だいじょうぶ
何もかも うまくいくからね
心配ないよ だいじょうぶ
何もかも うまくいくからね
「魂の反逆者」と言われるボブ・マーリーは時に、平和のシンボルとして時に神格化され過ぎる部分がありますが、この曲には闘いを扇動する姿はなく、一人の心優しい男が歌う優しい世界が広がっています。「全て上手くいく」という気持ちを持って、新郎新婦の門出を祝うのに相応しい曲と言えるでしょう。
結婚披露宴に欠かせないもの。それは「感動の涙」ではないでしょうか。
青春を共にした友人、苦楽を支え合った仕事仲間、一緒に育った兄弟……。
そんな人たちからの心温まるお祝いの言葉は、新郎新婦のみならず会場にいる全ての人達の感動を誘います。
① No woman No cry / アルバム「Live!」(1975年)収録
【歌詞(一部)引用】
”
No, woman, no cry,
No, woman, no cry,
No, woman, no cry,
No, woman, no cry.
”
【日本語訳】
女 泣くな
女 泣くな
女 泣くな
女 泣くな
スタジオ盤よりもライブ盤「live!」に収録されてるバージョンの方が有名です。感動の場面に相応しい名盤です。
曲の背景にあるのは当時のジャマイカの貧困や格差ですが、その中で歌われる「Everything's gonna be alright」というメッセージは力強く新郎新婦を力づけるメッセージとなるでしょう。
そもそもボブ・マーリーとは
ボブ・マーリーは一回くらい写真を見たり名前を聞いたことある人がほとんどではないでしょうか。
「レゲエの神様」として、今もなお根強いファンを世界中に持つレゲエミュージシャンです。エリック・クラプトンにカバーされたことをきっかけに世界中にその名を知らしめ、一躍スターダムへ登り詰めます。
ジャマイカの労働者階級や農民を中心にして発生した宗教的思想運動「ラスタファリ思想」を根源とするボブ・マーリーの音楽は、当時政治的緊張関係にあったジャマイカ国内の2大政党の党首を和解させるに至ったほどでした。「魂の反逆者」「叫ぶ平和の使者」と呼ばれる彼の思想、音楽は今日に至るまで大きな影響を与え続けています。
1.乾杯のあいさつ
披露宴やパーティーの序盤に「乾杯のあいさつ」を依頼される場合があります。
パーティーの最初を飾る、大切な役目ですね。基本的には、新郎新婦の職場でお世話になっている人が選ばれるかと思います。皆様も職場で後輩や部下がおられる場合はお願いされる場合があるかもしれません。
これは任意ですが、基本的に乾杯のあいさつは短めの方が好意的であると言えるでしょう。両家に祝辞を手短に述べ、乾杯の為、来賓の起立を促します。
① Get Up Stand Up / アルバム「Burnin'」(1973年)収録
【歌詞(一部)引用】
”Get up, stand up: stand up for your rights!
Get up, stand up: stand up for your rights!
Get up, stand up: stand up for your rights!
Get up, stand up: don't give up the fight!”
【日本語訳】
起きあがれ 立ちあがれ
権利のために立ちあがれ
起きあがれ 立ちあがれ
戦いを途中で投げだすな
ラスタファリ思想の下、真の平和の為に立ち上がろうと力強く呼びかける歌です。決して乾杯の起立を促す曲ではありません。
しかし、これから始まる長い宴に対して「己の権利(ご祝儀に見合う飲食)」を力強く呼びかける歌にも聞こえてこないでしょうか?
【ここがポイント】
結婚披露宴の場では、年長者の方や両家親族の方も列席しています。目上の人を差し置いて音頭を取ることに対する「僭越の気持ち」を持って、必ず「ご起立をお願いします」と下からお願いするようにしましょう。「立ち上がれ」は適切ではありません。
結婚披露宴の場では、年長者の方や両家親族の方も列席しています。目上の人を差し置いて音頭を取ることに対する「僭越の気持ち」を持って、必ず「ご起立をお願いします」と下からお願いするようにしましょう。「立ち上がれ」は適切ではありません。
2.祝辞(和やか編)
披露宴では出席者を代表して、祝辞をお願いされる場合もあります。
通常、あらかじめ依頼されるものですが、最近の結婚パーティーではサプライズ的に祝辞のバトンが回ってくる場合があります。そんな、まさかの事態に備えましょう。
時には笑い話なども含めつつ、和やかな雰囲気になるよう努めましょう。
① Three Little Birds / アルバム「Exodus」(19年)収録
【歌詞(一部)引用】
”Singing, Don't worry about a thing,
'Cause every little thing's gonna be alright.
Singing, Don't worry about a thing,
'Cause every little thing's gonna be alright.
Don't worry about a thing,
'Cause every little thing's gonna be alright.
Don't worry about a thing,
'Cause every little thing's gonna be alright.
【日本語訳】
歌ってる 心配ないよ だいじょうぶ
何もかも うまくいくからね
歌ってる 心配ないよ だいじょうぶ
何もかも うまくいくからね
心配ないよ だいじょうぶ
何もかも うまくいくからね
心配ないよ だいじょうぶ
何もかも うまくいくからね
「魂の反逆者」と言われるボブ・マーリーは時に、平和のシンボルとして時に神格化され過ぎる部分がありますが、この曲には闘いを扇動する姿はなく、一人の心優しい男が歌う優しい世界が広がっています。「全て上手くいく」という気持ちを持って、新郎新婦の門出を祝うのに相応しい曲と言えるでしょう。
【ここがポイント】
あまりにも「大丈夫だよ?心配ないからね?」「ホントだよ?ホントに心配ないよ?」と繰り返し過ぎると、段々新郎も新婦も「ホントかな?」「ホントに大丈夫かな?」「なんか心配になってきた」と返って不安を煽る事態に発展するかもしれません。
祝辞はあくまでさりげなく、を心掛けましょう。
あまりにも「大丈夫だよ?心配ないからね?」「ホントだよ?ホントに心配ないよ?」と繰り返し過ぎると、段々新郎も新婦も「ホントかな?」「ホントに大丈夫かな?」「なんか心配になってきた」と返って不安を煽る事態に発展するかもしれません。
祝辞はあくまでさりげなく、を心掛けましょう。
3.祝辞(感動編)
結婚披露宴に欠かせないもの。それは「感動の涙」ではないでしょうか。
青春を共にした友人、苦楽を支え合った仕事仲間、一緒に育った兄弟……。
そんな人たちからの心温まるお祝いの言葉は、新郎新婦のみならず会場にいる全ての人達の感動を誘います。
① No woman No cry / アルバム「Live!」(1975年)収録
【歌詞(一部)引用】
”
No, woman, no cry,
No, woman, no cry,
No, woman, no cry,
No, woman, no cry.
”
【日本語訳】
女 泣くな
女 泣くな
女 泣くな
女 泣くな
スタジオ盤よりもライブ盤「live!」に収録されてるバージョンの方が有名です。感動の場面に相応しい名盤です。
曲の背景にあるのは当時のジャマイカの貧困や格差ですが、その中で歌われる「Everything's gonna be alright」というメッセージは力強く新郎新婦を力づけるメッセージとなるでしょう。
【ここがポイント】
今更言うまでもない事ですが一参列者が新婦の事を「女」呼ばわりする事は大変マズいと思われます。また、新婦がどんなに泣いていても「泣くな」という強い命令口調も適切ではありませんので、注意が必要です。
今更言うまでもない事ですが一参列者が新婦の事を「女」呼ばわりする事は大変マズいと思われます。また、新婦がどんなに泣いていても「泣くな」という強い命令口調も適切ではありませんので、注意が必要です。
最後に
いかがでしたか?
時に突然訪れる、おめでたい席でのスピーチ。失敗せずにやり遂げるには強い責任感と
「Everything's gonna be alright」という気持ちが大切です。
たとえ自分にその責務が訪れても取り乱さず、ジャマイカの対立する政党の手と手を取り合わせたボブ・マーリーの音楽のように、全てを包み込む愛をもって臨みましょう。
それではまた次回。
時に突然訪れる、おめでたい席でのスピーチ。失敗せずにやり遂げるには強い責任感と
「Everything's gonna be alright」という気持ちが大切です。
たとえ自分にその責務が訪れても取り乱さず、ジャマイカの対立する政党の手と手を取り合わせたボブ・マーリーの音楽のように、全てを包み込む愛をもって臨みましょう。
それではまた次回。