明日を生きるヒントに。岩橋3選

「電車で隣の大学生が嘔吐しても全く気にならない程の怪演が観られるおススメ映画3選」

「電車で隣の大学生が嘔吐しても全く気にならない程の怪演が観られるおススメ映画3選」
こんにちは。
毎日寒いですが、皆様お変わりありませんでしょうか。
インフルエンザが猛威を振るっていますのでご自愛ください。

話は変わりますが、大学生は電車の中で嘔吐しますね。
お酒の飲み方を覚えていく過程での通過儀礼的な段階ですので、大目に見たい所ではありますが困ったものです。

毎回本当に不思議なのですが、私の乗り合わせる電車の車両には結構な割合で嘔吐する乗客が居ます。

先日は2日連続で同じ車両に乗り合わせた人が嘔吐しました。2日目は流石に「自分のせいかな?」と服の匂いをクンクンしてみたりしました。

しかし思い返してみれば両日とも嘔吐した人は大学生風の若い男性だったので恐らく飲み会の帰りだったのでしょう。だとしたらしょうがない。大学生ですからね。仕方ない。

しかし嘔吐との鉢合わせはやはり辛いものです。特に私のように長時間電車に乗る機会が多いと尚更です。


そこで今回は「例え隣でゲロ吐かれても全く気にならないくらいおススメしたい映画」を3つ選んでみました。

各自wi-fi環境をご用意の上、ご査収ください。

キャシー・ベイツ / ミザリー






「ミザリー・シリーズ」で人気の作家ポール・シェルダンが自動車事故で大けがを負ってしまいます。

そんなポールを偶然助けたのはポールの大ファンであるという中年女性アニーでした。献身的に看病してくれるアニーでしたが、ファンであるが故の執念が徐々に異様さを帯び始め……

といった内容のサスペンスです。異常で歪んだ愛情を見せるのがアニー役のキャシー・ベイツ。
普通のおばちゃんぽいですが、名女優です。

段々傷が治ってきたポールにアニーがある事をしでかすのですが、その時のキャシー・ベイツがマジで怖くて最高です。最後も怖くて最高です。

子供の時に初めて観て以来、トラウマとなっている映画です。

松田優作 / ブラックレイン






マイケル・ダグラスやアンディ・ガルシア、高倉健、松田優作、島木譲二など日米のスターそろい踏みのアメリカ映画です。

日米の刑事が協力して大阪の街を舞台に日本のヤクザと戦う映画です。

この映画は松田優作の最後の作品としても知られています。病気である事を周囲に隠し、この映画の撮影に臨んだと言われておりその演技はまさに怪演。

特に最後の方で指詰めるシーンがあるのですが、そのシーンからマイケル・ダグラスとの決闘シーンが最高ですので血が足りない方は是非ご覧ください。

高倉健が主演した名作「The YAKUZA」での高倉健の指詰めシーンはアメリカで失神する人も出たそうですが、個人的には松田優作の指詰めは本当に衝撃でした。「アウトレイジ」での中野英雄のカッターナイフでの指詰めシーンくらいの衝撃です。

ちなみに全然関係ないですが、「ブラック・レイン」は大阪が舞台なのですが大阪のイケてるクラブの壁に「諸行無常」とか書いてあってアメリカの日本に対する偏見などが垣間みれてそこもグッときます。


ジャック・ニコルソン / カッコーの巣の上で






刑務所から逃れる為に精神病を偽り、精神病院に入院してきたジャック・ニコルソン演じるマクマーフィーが権力とルールによって患者の人間性まで抑制・コントロールしようとする姿に反抗する内に他の患者もマクマーフィーに賛同していく、というお話。名作です。

最近は激太りした姿が話題になり心配される俳優ジャック・ニコルソンは様々な作品でインパクトを残している名優です。「シャイニング」の演技が超怖いので有名ですね。「シャイニング」は実際にマジで怖いので未見の方は是非ご覧ください。

「シャイニング」とは違いこの作品にみられるジャック・ニコルソンは実に人間的に感じられます。笑い、怒り、バスケし、釣りするジャック・ニコルソンは「怪演」という言葉とは少し違うかもしれませんが、全編に渡って素晴らしい演技を見せています。

それでも最後に見せるマクマーフィーの成れの果ての姿。これは本当に凄いと思いますので、是非観てみてください。「大丈夫……?この人ほんとに大丈夫……?」と心配になります。

最後に


いかがでしたか?

怖いファン。ヤクザ。精神病院。
電車乗ってて隣で嘔吐される恐怖も、これらに比べればどうってことありません。
それに加えてどれも本当に面白いので、例え隣でゲロ吐かれても動揺せずにいられるかと思います。

まだ観た事ない作品があれば、是非観てみてください。
それではまた次回。

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